ある程度ルールや手順が煩わしいと思われるのは仕方ないにしても、イヤイヤだと従わない人がでてきますし、やる気も削いでしまいます。
そうならないためには、
①目的の共有と同意
②各関係者のメリットを用意
③関係者の参画
の3つが大切です。
目的の設定の仕方で間違えてしまうケースが多いです。これは標準化の目的で詳細を書いていますのでご覧下さい。
各関係者のメリットは、意外と見落としがち。本部が標準化を実施することが多いからか、支部のことが見えていないケースが多いんです。私もそうだったからわかります(笑)。
大切なのは協力してもらうことではなく、双方のメリットを強調することです。
関係者の参画は、本当に大切。勝手に決められたことを押し付けられることを一番嫌うのが人間です。少なくとも私は大嫌いです。標準化を考えた段階からリリース、運用まで関係者の意見を聞くだけでも大きく違います。
上記3つを守れば、好きとは言わないまでも、スムーズな標準化を図ることができるでしょう。
実際に失敗しない標準化を行いたいという方は、こちらの無料メールセミナーを受講してみてください!少しはお力になれるかと思います(´▽`)
失敗しない標準化
じゃあ標準化なんてしなきゃいいかというと、そうはいきません。
たとえば、Aチームがバスケのルールで、Bチームはテニスのルールで一緒にゲームをしても成り立ちませんね。審判が混乱してしまいますし、チーム同士の喧嘩も目に見えてます。
私は卓球をやっていたのですが、手順は「挨拶→練習→ラケット交換→トス→試合→挨拶」と決まっていました。当たり前と思うかもしれませんが、これもバラバラだと試合に集中できません。
もし、このようにルールや手順が整っていなかったら、試合に集中なんてできっこないですね。
これは仕事でも全く同じ。そしてルールや手順にあたるものが標準化です。
つまり標準化は「モチベーションを下げないためにある」んです!だから必要なんですね。
大前提として、標準化自体は人間のモチベーションを高めるものじゃありません。
たとえばルールがあったとして、それがあるからやる気満々!なんてことはないはず。
逆にモチベーションを下げることは多々あります。
その理由は人間の心理にあります。
まず、人間は「自分で選択した」場合モチベーションが上がり、逆の場合に下がります("自律性")。まぁ単純に「押し付けられた」と思えばやる気は下がりますわな。
また、「有能感」がモチベーションに繋がると言われています。逆に言えば誰でもできることにやる気を持つのは難しいわけですね。
さらに、「なるべく今の状態を維持したい("ホメオスタシス")」という心理が働きます。必要がなければ変えたくないと思うのは当然のことなんですね。
さて、ここまでの内容をまとめてみると、
人間心理的には「今までの自分のやり方でやりたい」と思うのが当然で、標準化はそれに真っ向から対立しやすいんです。嫌われるのも当然と言えば当然ですね。
標準化が嫌われる心理学
失敗しない標準化ー嫌われる理由と対処法
標準化(マニュアルやルールなど)は好きですか?
好き!という人は少ないはず。もちろん私だって好きじゃないです。
今回はなぜ標準化がなぜ人に嫌われてしまうのかを知り、それでも必要な理由と嫌われず(嫌いにならずに)運用する方法を考えてみましょう。
それでも標準化は必要

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