標準化の目的
マニュアルは「誰でも同じようにできるために」作るものだと思っている方はぜひこの記事を一読していってください!
標準化は目的を間違えて運用すると、人のやる気を奪い、思考力を奪い、成長を奪う、デメリットだらけのものとなってしまいます。
この記事で標準化の目的を正しく設定できるようになれば、標準化は人のやる気を引き出し、成長を促す、素晴らしいツールとなるんです。
標準化をするとき、一番大切で、しかも間違えやすいのが「目的」です。
「効率化」や「非属人化(誰でもできるようにすること)」が目的だと、述べている参考書やサイトがほとんどです。これには、特に反論がない方がほとんどではないかと思います。
しかし考えてみてください。これは本当に目的ですか?
「効率化」してどうするのか?
「非属人化」してなんの意味があるのか?
そう、効率化も非属人化もあることの手段でしかないんですよ。
「仕事の効率化を図るために標準化する」というのは、「大学に受かるために勉強する」といってるのと同じです。本当はその大学に入ってするなにかが目的のはずなのに・・・
スタートを間違えては絶対にだめです。
間違えやすい目的
「誰でもできるように」は危険
特に気をつけたいのが「非属人化=誰でもできるようにする」ために標準化するという考え方です。
これは人のやる気をなくさせる魔法の言葉です。
人は誰しも特別でありたい。私もそうですし、あなたもそうじゃないですか?
誰でもいいけど君に任せるよと言われて嬉しいですか?
それとも君にしかできないから君にぜひお願いしたいと言われたいですか?
私は後者のほうが圧倒的に嬉しいです。
「誰でもできるように」は使う側の論理なんです。
実際に仕事をする担当者のやる気を削ぐような標準化はしてはいけません。
「誰でもできるように」は禁句です。よく覚えておいてください。

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正しい標準化の目的
標準化の本質は「力の温存」です。そして標準化の正しい目的は「力を温存し、使うべきところで使うこと」です。
なんのために業務効率化するのか?
成果のでるほかの業務に割く力を温存するためです。
なんのために非属人化するのか?
他の人に仕事を任せ、本来やるべき業務に集中するためです。
この目的を忘れなければ仕事を楽しくする標準化を実践することも可能になります。
前向きになれる目標を設定して、仕事が楽しくなるような標準化を実践してください!
今すぐ実践してみたい方はこちらから無料実践セミナーを受けてみてください。私のできる範囲でサポートいたします。